99年07月初旬、桃を買いに甲府まで、そしていつものコースだが 甲府善光寺の手前の 製麺所 『奈良屋』
わずかばかりのカウンターで立ち食いの 「そば」 と 「うどん」 は 安くてしかも美味しい。
ここでも麺を買い入れ それから忘れずに善光寺参り。

長野の善光寺と違い とにかく人がいない。本堂の写真にしても人が写らない。のんびりとしている。

* 善光寺 に関しては そのうち予定している 「仏像の多い、楽しい寺」 でたっぷりと、、、、

鯉の泳ぐ池の横で 買ったばかりの桃を食べていると、向かいのベンチでも 手作りの弁当を広げている二人連れさん
甲府善光寺 「この近くに露天風呂は?」 と教わった『笛吹き川温泉』は 文字通り 笛吹き川を遡り 開通して間もない 雁坂峠トンネルへの道筋にある。

タオル一式付いて 900円
内風呂と まあまあの広さの露天風呂、ただし富士山は見えない。

この『笛吹き川温泉』は 2000年09月、尾瀬 の帰り、藤岡、秩父、雁坂と遠回りして 再び立ち寄った。
その際、やはり温泉好き同士の会話で 河口湖の 『天水』 油の臭いがするが 露天、、、を教わる。



次の週 河口湖南西岸の道の駅で  「この辺の良い温泉は?」  と尋ねると、出てきた 倉沢さん、案内地図コピーにマジック ペンで、 「ここは 1200円で持ち込み禁止、 ここは、、、」 と、まるで縁日の叩き売り宜しく、 『ゆらり』 と 『開運の湯』 に、大胆に大きな ×(バツ印)を書き込み、本来800円のところ 「今なら、宣伝期間中につき この道の駅の紹介で 500円、、」 、と大変弁のたつ名言で渡された割引券を持って河口湖より、標高が100M高いところの 西湖 に 07月に出来たばかりの 『いずみの湯』へ。

西湖は 10年ほど前 湖面の水位が上がり、全面水浸しになった事があるが、まさに この 『いずみの湯』は その水に埋もれた場所でもあるし、北の山は地すべりが過去有った場所でもある。

こんな危険な場所なら さだめし面白い源泉かと、もう入場券を買った後で 受付で聞くと、何だこりゃ?、、?  石の成分を使った 人工の温泉。 露天も有る。
結局 温泉では無かった。やや広めの食堂、禁煙。食事メニュー それほどでもないが高め。


始めから 素直に 『天水』 へ行けば良かったのに、やっと 『天水』

丁度 背景が紅葉の時期で 白い岩を配した あまり広くはないが、2段の露天風呂は 一つが 循環で、一つが 冷たい源泉そのまま、

天水露天風呂、 一番上が 冷たい源泉 なるほど、嗅いで見ると やや 油の匂い
しかし、この位ならば 御殿場 乙女トンネル手前の 『御殿場温泉会館』 でも感じられたので、なにも問題無い。
ここでは 食べなかったが、麺類のメニューが安い。休憩所 禁煙。 富士山は見えない。


* 「乙女峠」 と書くが、jirochan-golfskii に言わせると 実は、この峠の通行を禁じた 「御  止め  峠」ではないかと、、

『御殿場温泉会館』  は 内風呂から 正に、富士山を 真正面に見上げ、しかも 御殿場市街の夜景の素晴らしさ、
ただし 露天は無いし 設備が古く、あまり きれいでは無いのが残念
泉質は、『天恵』、『紅富士』、『石割の湯』、『御胎内』、などよりは良い、が 循環。 休憩所 禁煙。

御殿場市営だから、何十歳以上、年間 自己申告により 10枚程の無料券が配られる。
よって、その使用期限 年度末の3月の、しかも雨だと、これを消化する人で満員。

昼になると、御殿場の弁当屋が 売りに来る。 これが結構おいしいが、自分でも持ち込み可。


『御殿場温泉会館』 から富士山 裾野の左の方に、冬なら特に 白い2本の線 が見える。 日本ランド ハウ 改め  Yeti スキー場 なのだが、その手前下あたりが『御胎内温泉』

『天恵』、『紅富士』 などより先に出来た 日帰り温泉

従って やはり、狭め。 内風呂と 露天が、2ヶ所。 月代わりで 男女入れ替えは、だいぶ景色が違う。

夕暮れの富士山は、『天恵』 と趣きが異なり かなり 寂しい。

テレビ3台有る 休憩室は 禁煙で、天井も高く 落ち着く。
1日券 高いが、3時、5時、、、と 三段逆スライド方式で安くなる。


ところで、『いずみの湯』 は 人工の「温泉」 ??? だったが, これはどう言えば良いのか?  判断してください。

箱根の 金時山に近い 仙石原にも だいぶ温泉を引いた ホテル、旅館、一般の民家 等あるが、ここの 「温泉」 は、黒玉子で有名な 大涌谷から 噴出する硫黄ガスに 水を混ぜて作り出した 「温泉水」
これを、『澤田公園露天風呂』の様な 供給会社が 「造泉」 配給。
大涌谷 以北の温泉は、少し怪しいと見て その都度 確かめて入ると良い。


T O P


jirochan-golfskii, 大谷 晴二郎,(おおたに せいじろう)